朝の20分、生命を奏でる刻
朝――
薄明の光を浴びながら、ワシは今日も弦を握るッ!!
出社前のわずか20分。
たったそれだけの時間に、何ができるのか?
そう思う者もいるだろう――だが違うッ!!
この刹那の時間こそが、ワシの音を、魂を、そして一日そのものを貫く修練の場なのだッ!!
これは日課ではない。
儀式であり、戦いであり、祈りなのだッ!!
だがッ!!
この儀式が天に昇るか、地に墜ちるかは、
前夜の過ごし方――つまり、生き方の積み重ねにかかっているッ!!
深く眠れた朝は、心身が整い、
ワシの身体はまるでひとつの楽器のように目覚めるッ!
指先は、命令を待たずとも勝手に動き出す!
重さも、迷いも、ないッ!!
ただただ、軽やかに、鋭く、意志のままに音へと跳ぶのだッ!!
ギターという戦場の上を、獣のように、舞うように、自在に駆けるッ!!
ピッキングは的確に、そして強靭に弦を打つ!
脳内はまるで雷光ッ!
「次の音」「危険な着地」「ピッキングの角度」「ミュートすべきノイズ」――
すべてが事前に閃き、
そしてその閃きが、指先へと電光石火で伝達されるッ!!
この時ワシは、頭と手が一つの神経で繋がった生命体となるッ!!
だが……
疲労が残る朝は、まるで世界が違うッ!!
指は石のように重く、
意識は霞み、頭は霧に包まれ、
**「何を弾いていたのか」「なぜ弾けていたのか」**すら分からなくなるッ!!
音は濁り、手は迷い、
自分が奏でようとした道すら、音の迷宮に沈むのだッ!!
ワシは思う――これが、齢を重ねるということか……
精神も肉体も、かつてのような余力はもはや無いッ!!
一滴の睡眠不足、一片のストレスが、如実に響くのだ。
だがッ!!だからこそ、誓うッ!!
ワシは、今日というこの刻を、最大限に生きるッ!!
今日が一番若い。
明日はまた一歩、命の終わりに近づく。
ならばワシは、この一日、この朝、この20分に魂を込めるしかないのだッ!!
ワシは弾くッ!!
たとえ指が鈍ろうとも、
たとえ脳が追いつかなくとも、
この一刻に燃え尽きる勢いで、己の音を刻むのだッ!!🔥🔥🔥
この音は誰のためでもない。
ワシ自身の命の証明のために――ッ!!
何が言いたいかというと
朝の出社前に20分くらい毎日ギターを弾いているけど、朝の体調によりプレイの質が大幅に変わってしまう。
早めに寝て十分な睡眠もとれた朝は、指もスラスラ動くし、弾きながら次のフレーズの注意すべきところも考えることができて、頭が回転し、指先に信号が伝わっているのが実感できる。
反対に疲れが取れていない朝はプレイも全然ダメ。指が回らないし頭もボーっとして何を弾くのかわからなくなったりする。
歳をとると、精神力、体力ともに余力がなくなるので、一日一日を大切に生きなければならない。
この先の人生で今日が一番若いのだから。
